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zoom RSS プライベート・ライアン

<<   作成日時 : 2010/06/28 20:20   >>

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はいみなさん、今日はアニメでもワールドカップでもなく、誰も興味ないであろう「プライベート・ライアン」について書きますよ(と書きかけて一週間…ようやく完成)。

映画「プライベート・ライアン」(原題:「Saving Private Ryan」)といえば、1998年のアメリカ作品で、1990年代屈指の戦争映画と断言できます!
監督のスピルバーグはこの作品でアカデミー監督賞を獲得。作品賞はノミネートのみ(ちなみに最優秀作品賞は「恋におちたシェイクスピア」でした。俺は見たことないけど)。

その「プライベート・ライアン」のBlu-ray版ソフトがこのたび発売されて、久しぶりに見たので(ハイビジョン画質では初!)、その感想に絡めて戦争映画についてダラダラと書いて見たいと思います。

ヲタオッサンTは軍事好き(オタクでもマニアでもなく。あくまで「好き」の範疇で、濃い連中の足下に及ばないので)で、特に兵器の中でも第二次大戦で活躍した「タイガー戦車」(ティーガー戦車)には格別の思い入れがあります。
6号E型戦車!6号E型! 
まあヲタオッサンTの世代なら知ってて当たり前の知識の一つなんですけどね。
さてそんな「タイガー戦車」好きには、この映画はたまらない内容なんですよ。

正直、この映画が公開されると聞いた当初、
「スピルバーグが戦争映画?「シンドラーのリスト」の監督だろ?「ナチは悪人悪人」のぬるい内容だろうし、見ないでもいいかな」との第一印象。
ところが、深夜にTVで放送された直前公開宣伝番組を見たら「おおっ!タイガー戦車出てるじゃん! 内容なんかどうでもいいけど、絶対見に行く!」と手のひら返し(笑)。
決心して見に行って、その革命的内容に圧倒されました。

よく言われることだけど、冒頭のオマハ・ビーチでの激戦は圧倒的!
機関銃弾がいかに人間を簡単に殺戮できるか、観客席を迫真の戦場に切り替え、リアルな「史上最大の作戦」を追体験させてくれます。
ただ、今回発売されたBlu-ray版は(たぶん意図的なんだろうけど)フィルムグレインが多めで、引いたカットだとノイジーな印象の画質なんで、ちょっと俺の好みとは違って……うーん。いや、作品は好きなんだけどね。

さて内容は7人の侍よろしくトム・ハンクス以下7名の選抜隊がノルマンディー半島奥地に空挺降下したジェームス・フランシス・ライアン(マット・デイモン)二等兵(階級を英語でプライベート。一等兵という話もある?)を探しに行く……まあこんな内容は他のサイトで調べればいいか。

とにかく終盤の「橋を守る為に、重武装なしで戦車&SS部隊と戦いぬく」という展開がまたイイんだ、これが!
ドイツ製ケッテンクラート(後輪がキャタピラのバイク)をおとりに使ったり、20ミリ機関砲が歩兵を無情にザクザク切り刻んだり、オープントップ型のマルダーV自走砲を倒すために火炎瓶を投げ入れたり(実際炎上させてる!)、アメリカ製のバズーカ(歩兵携行用ロケット弾発射装置)だけでなくドイツ側のパンツァーシュレッケ(同装置)も出してきたり。軍事系、タミヤプラモファンなら感涙のシーンてんこ盛り!

そして圧倒的な破壊者として登場する「タイガー戦車」!

たとえキャタピラ部分がソ連製T-34そのままであっても(ドイツの重戦車は独特の二重転輪構造で、実写での再現はかなり難しい。今ならCGで丸ごと作れるから楽だけどね)歩兵を轢き殺そうと襲ってくるその描写はドキドキさせられたものです!

リアルな「コンバット!」(かつてあったアメリカ製の二次大戦TVドラマ)を目指したと思われるこのバトルシーンは、冒頭のオマハ・ビーチに比べると映画的すぎるきらいはあるものの(トム・ハンクス、マット・デイモン達がまっすぐ走り抜ける横を敵部隊がガンガン発砲してるのに当たらない描写でも明らか)、戦争映画好きにはかなりのフルコース料理的サービスでいっぱいでした。

さて、この「タイガー戦車」、第二次大戦ヨーロッパ戦線を描いた戦争映画ではよく名前が出てくるものですが、本物が出てくる映画はほとんどないのが実情。敗軍の兵器の上、もともと量より質の国でそもそも生産量が少なく、おまけにこだわりのドイツ人がデザインした複雑な工業製品であるのが災いして戦後には稼動する実車がほとんどない悲しい事実(フランスの軍事博物館で年に一回稼動させて観客に披露される実車があるとか)。そこで映画の中では「戦車が出ればタイガーよ!」とばかりにアメリカ製戦車(シャーマンとか)にドイツ軍マークをつけて「お手軽タイガー戦車」が続々と登場して、見ている方を寂しい気持ちにさせ続けてきました。

そんな中、「プライベート・ライアン」と併せて「三大タイガー戦車映画」と呼ばれる作品があります(まあ俺が言ってるだけですが)。
以下簡単に説明。

「ヨーロッパの解放」
旧ソビエト連邦製の、国家の総力をあげて、いかに祖国がドイツからの侵略を駆逐したかを五部作(約8時間)で描いた超・超大作映画。
ここに出てきたT-55(戦後のソ連戦車)改造タイガーはなかなかの再現度。国家予算で「生産」したんだからそりゃ凄いことに。
というか映画開始早々から「1943年にヒトラーへのお披露目として出てきた最新戦車」役で登場(そりゃパンサー戦車だろ!とつっこみましょう)以後、戦車や航空機が広大な戦場を列をなして戦うシーンが、あくびが出るほどダラダラと続いて、誰が何をしてたかよくわからないまま映画は終了(笑)。映画全体は正直言って退屈だけど、個々のシーン的にはあきれるほど凄かったり、そもそも出てくる車両などの物量の凄さに、やっぱりHD画質で見てみたい映画の一つです。まだソフト化の予定もないけどね。

「戦略大作戦」(Kerry's Hero)(1970年)
クリント・イーストウッド主演の、コメディタッチの金塊強奪戦争映画。戦線の向こうにあるドイツ軍占領地の銀行に金塊が預けてあるのを知った若き頃のイーストウッド演じるケリー元中尉を始めとした濃いメンバー達(ジャック・バウアーことキーファー・サザーランドの親父ドナルドや刑事コジャックことテリー・サバラスなど)が戦争そっちのけで金塊目指してまっしぐら!
彼らの前進を耳にした将軍は、彼らの独断行動を「勇気ある英雄達!」と勘違いして部隊を前進させる始末……
そして金塊の銀行には、タイガー戦車が三台で守っていた!

そう、そのタイガー戦車こそ「戦略タイガー」と呼ばれ、長らく映画の中でもっとも実車ソックリな最高傑作として評価されてきたものです。
その「戦略大作戦」が7月にBlu-ray版(それもいきなり低価格で)発売が決定しました。ええ、当然Amazonに予約しましたとも!
同時に同じイーストウッドの戦争アクション「荒鷲の要塞」も低価格Blu-rayで発売。こっちはイーストウッドのサブマシンガン両手二丁撃ちとかロープウェイでのアクションとかちょっと荒唐無稽な作品なんですが、なにしろOPテーマが「これぞ戦争アクション!」的に胸を張って鳴り響かせて、凄くカッコイイのでおすすめ(タイガー戦車は出ませんが(笑))。

さて、こんな「戦争映画の戦車」について興味を持ったなら、天才アニメーター、土器手司氏の「映画の中の戦車」というサイトを調べてみるべし! 読み応え十分。


そんなわけでまた
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内 容 ニックネーム/日時
すばらしい!やはりコンバットを欠かさず見てた世代は、フューリーも良いが、やはり戦略大作戦や荒鷲の要塞、加えて「鷲は舞い降りた」も大好きです!ちなみに最近パリ壊滅作戦前夜の話を映画化したってなにかに出てましたが、あの有名な「パリは燃えているか」が出てこなかった解説には呆れました。
まっきー
2014/12/06 15:39

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